〜30代で末期ガンを迎えた利用者様。

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〜30代で末期ガンを迎えた利用者様。
生家・柳川へ行きたいとの、強い希望に
お応えして実現した半日がかりの搬送〜

今回のお客様は、つい一昨日ご相談されたお客様です。タイトル通り30代の末期患者さまを柳川まで連れていつまで欲しいとの要望でした。数カ所の癌転移が見られる上に、酸素が7リッター必要という方です。もちろん入院先のお医者様からは行かない事を勧めておられます。ただ、よほど本人の希望が強かったのでしょう。朦朧としながらも行きたいと言われるお姿に何とかしてあげたいとご相談を頂きました。

そして迎えた当日。我々が出発する少し前に病院からお電話があり、バイタルが落ちています。●●様は行くとおっしゃってますが病院としてはまだ判断にお時間がかかりそうです。いつまでにご返事差し上げたらよろしいでしょうかとのご相談でした。この日はこの搬送のために幸いにも他にご予約がから無かったので一応病院へ向かう方向で進めますが、時間の事は気にされなくて良いですよ、とお伝えし緊張しながら準備をしておりました。

車庫を出発した頃搬送確定のお電話があり結構となりました。今日は朝から雨混じり、風ありの寒い天気でしたので正直こちらも心配でした。病室から乗車の為に外に出た際にも寒さを訴えておられました。

車内を出た時には眉間にシワがより、きつそうにされていたので引き返す事も考えながら片道約1時間半の柳川市へと向かい、ようやく柳川に入った事をお伝えすると目を開き、周りを見渡しておられました。不思議な事にバイタルも少しばかり快方になりました。目的地である生家に到着すると、ご両親が部屋へ連れて行って上げたいのですがと仰られましたが、本人様がキツイのでここでと言われ、この事をご両親にお伝えして最終的には窓から生家を眺めながら車内へ親戚知人が交代で入って再会の時間を過ごされました。

ここでしばらくの時間をお過ごしになり、当社看護師の判断で病院へ帰る事をお伝えして病院へと戻りました。本人様、ご両親。本当にありがとうございましたとのお言葉を頂き、無事に終了となりました。

(更新日: 2017年11月24日